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エミリー・トゥルーラブの著作一覧
雑誌掲載コンテンツ
グーグルを成功に導いた「集合天才」のリーダーシップ
リンダ A. ヒル
グレッグ・ブランドー
エミリー・トゥルーラブ
ケント・ラインバック
/
2015年5月
「集合天才」とは一人の天才の出現に頼らず、組織のメンバーの才能を集めることでよい結果を出そうという考え方だ。いまイノベーションを継続的に生み出せる革新的な組織に求められているのは、こうした集合天才を創造できるリーダーである。そのリーダーシップに求められるのは、ビジョンを示しそれに向けてメンバーを鼓舞する従来のリーダーとはまったく異なり、イノベーションが起こる舞台の設定役としての役割だ。筆者たちは、世界のさまざまな企業でイノベーションリーダーを研究し、新たなタイプのリーダーがなすべき仕事と求められる能力について、グーグルとフォルクスワーゲンの事例を引きながら論じる。
雑誌掲載コンテンツ
「集合的野心」の力
ダグラス A. レディ
エミリー・トゥルーラブ
/
2012年4月
世界的な信用不安によって、多くの企業がダメージを負ったにもかかわらず、輝き続けている一握りの成功企業がある。筆者らが、これら従来の論理では説明できない成功企業について調べたところ、そこには「集合的野心」というモデルが存在していた。この集合的野心は、「目的」「ビジョン」「目標とマイルストーン」「ブランドの約束」「戦略上および業務上の優先事項」「価値観」「リーダーの行動」の7つの要素から成り立っており、具体的には、リーダーと社員たちは、みずからの存在理由について、また何を実現したいと考えているのか、その野心の達成に向けてどのように協力するのか、そして、ブランドの約束と価値観をどのように整合させるのかを集約したものである。これを生み出し、組織に浸透させるには、社員たちを協働させながら結束させる「接着剤」と、規律に基づいて実行させる「潤滑油」が必要になる。スタンダード・チャータード銀行、フォーシーズンズ、フランスの化粧品小売りセフォラ、ダノンのアメリカ法人などの例を紹介しながら、集合的野心の力とその導入方法を解説する。