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エスター・ダイソン
/
2002年11月
「イノベーションこそ企業の生命線である」といわれるが、ほとんどの組織は模倣に甘んじている。その一方で、新しいものを次々に世に送り出している組織も存在する。この差はどこから来るのか。「イノベーションの…
雑誌掲載コンテンツ
知の先覚者たちが語るマネジメントの未来
ピーター F. ドラッカー
エスター・ダイソン
チャールズ・ハンディ
ポール L. サフォー
ピーター・センゲ
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1998年1月
ピーター F. ドラッカーは、1929年(大恐慌の直前に)株式市場の上昇を予測して以来、未来予測などという馬鹿げたことはやめたという。とはいえ、明日を見たいという欲求は、人間の本性に根差す。そこで本誌ハーバード・ビジネス・レビューの編集陣は、創刊75周年を機に、このドラッカーをはじめとする5人の思想家に、21世紀に入ろうとする今日、組織の幹部たちの前にどのような問題や挑戦が姿を現しつつあるかについて考えを寄せてもらった。興味深いことに、寄せられた答えのいずれもが、技術や理論ではなく、人間に関わる問題を挙げていた。それらは、いかにして知識を中心とする組織をつくり上げるか、いついかなるときに、(ハードは脇に置き)感性や判断力を発揮すべきか、いかにして企業が衆人の目に晒される時代に対処するか、いかにして(一人ひとりの人間、および組織全体としての)学習能力を維持強化していくかという問題だった。彼ら5人は、これからの課題は、技術ではなく、人間のマネジメント、しかも人間的なマネジメントであるということで一致していた。まずはじめが、すでに60年以上にわたって深い洞察を持って人間を見、マネジメントを体系的にとらえることによって、企業人にとっての教師、コンサルタント、書き手として活躍してきたピーター F. ドラッカーである。次が、パソコン革命の初期の頃からテクノロジーの分析者として名を馳せ、現在ニューズレター『リリース1.0』の発行人を務めるエスサー・ダイソンであり、さらには、ニューステイツマン誌によって「キリスト教ヒューマニズムの理想と、泥にまみれたビジネスの現実との融合に汗を流す人」と評された元石油会社の役員、思索家であって著述家であるチャールズ・ハンディである。そして未来研究所のポール・サフォ、締めくくりが、組織学習の父として、最近設立された組織学習協議会の会長に就任したM-T(マサチューセッツ工科大学)のピーター M. センゲである。